可愛いペットと共に引越しをする場合、一緒に暮らせるお部屋を一生懸命探しますが、その数はあまり多くはありません・・・
数少ないペット可の賃貸物件を見付けると、思わず飛びつきたくなってしまいますが、その物件を借りる前に、入居時と退去時に掛かる費用についても確認しておきましょう。
ペット可物件を借りる際に知っておくべき事
ペット可の物件だと返ってこない事も多い敷金。
それどころか、ペットを飼う場合は敷金をプラス1か月分請求される事だってあるんです。
しかし、これにはちゃんとした理由があり、退去時にペットの臭いの除去や感染予防の消毒などを行う為、原状回復費用が通常の物件より高くなってしまう事がその理由です。
飼い主がどんなに気を付けていても、ペットを飼っている部屋と飼っていない部屋とでは、原状回復費用は全く同じとはいかないようですね。
退去時に自己負担することもある原状回復費用
敷金を多めに支払っていても、退去時の部屋の状態によっては、さらに自己負担額が請求される事もあります。
自己負担額が発生する箇所としては以下のものがあります。
・壁紙やフローリングについてしまったペットのひっかき傷
・壁紙やフローリングについてしまったペットの尿やおう吐物などのシミ
・キャットタワー等を設置する際に開けた天井の穴や床の傷
このような箇所を修復する費用が、もし敷金の範囲を超えてしまうと、結果的に自己負担になってしまう事もあるのです。
退去時に多額の費用を請求されないように、ペットと生活するには、いくつか注意が必要となります。
ペットと暮らす際の注意点
入居の際に敷金を支払ったのに、退去時にも多額の原状回復を請求される事は避けたいですよね?
ペットと暮らす上で、自分で出来る対策をご紹介します。
・カーペットを敷く
カーペットを敷いておくと、フローリングに爪痕やシミが付くのを防ぐだけでなく、防音効果も期待できますよ。
・猫ちゃんを飼っている方は、爪を研ぐ場所をあらかじめ確保しておく
猫ちゃんの爪とぎする行為自体を止める事は出来ないので、あらかじめ「爪とぎ場」を決めておくようにしましょう。
こまめに爪を切ってあげる事も大切です。
・壁紙を守るシートを張る
ホームセンターなどで売っている「ひっかき防止シート」を張っておきましょう。
最低でも、猫ちゃんの手の届く範囲に貼っておくと安心です。
・しつけはしっかりと!
基本的に大切になってくるのがしつけです!
「オシッコやうんちはトイレで」
「爪とぎ場以外で爪をといだらダメ」
といった事を教えておくことが、キレイに部屋を使う事に繋がりますよ。
このように、少しの注意で原状回復費用はぐっと抑える事が可能です。
入居前にこういった対策を施していると、退去する際にも安心ですね。
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